日本選手権は2026年に2度ある

競泳の日本選手権水泳競技大会は2026年に2回開催される。3月の第101回(東京)と9月の第102回(滋賀)。通常は年1回だが、国際大会の選考サイクルの関係で2026年は春と秋に組まれている。

この記事では、2026年の日本選手権に関して公益財団法人 日本水泳連盟(JASF)と大会公式サイトの情報から確認できる日程・会場・位置づけをまとめる。

第101回 日本選手権水泳競技大会(2026年3月)

日程

  • 2026年3月18日(水) 公式練習日
  • 2026年3月19日(木)〜3月22日(日) 競技

会場

東京アクアティクスセンター(〒135-0053 東京都江東区辰巳2-2)

位置づけ

2026年シーズンの国際大会代表選考会として組まれている。大会公式サイト(japan-swim.com)では “JAPAN SWIM 2026” の愛称と「新世代」のキャッチコピーで告知されており、アジア大会代表・パンパシ選手権代表の選考を兼ねた位置づけで運営される。

観戦のポイント

  • 国内トップスイマーの年度最初の本格的な勝負所
  • 国際大会派遣の基準記録をクリアできるかが焦点
  • 一部種目の決勝は世界記録に絡む可能性も

第102回 日本選手権水泳競技大会(2026年9月)

日程

  • 2026年9月2日(水)〜9月6日(日)

会場

滋賀県・インフロニア草津アクアティクスセンター

位置づけ

大会カレンダーには日程・会場が明記されているが、選考会としての位置づけの詳細は開催近くになって告知される見込み。夏季の国内大会シーズンを締めくくる大会として重要な位置にある。

2026年度の水泳連盟主要大会カレンダー

日本選手権以外の2026年度の主要大会もまとめておく。

競泳

大会日程会場
第101回 日本選手権水泳競技大会3/19-22(3/18公式練習)東京アクアティクスセンター
第48回 全国JOCジュニアオリンピックカップ 春季3/27-30東京アクアティクスセンター
第12回 アジアエージグループ選手権7/17-21タイ・バンコク
第102回 日本選手権水泳競技大会9/2-6インフロニア草津AC(滋賀)
第4回 ユースオリンピック競技大会10/31-11/13セネガル・ダカール

ジュニア(飛込カテゴリ含む)

大会日程会場
第66回 全国中学校水泳競技大会8/17-19福山通運ローズアリーナ(広島)
全国高等学校総合体育大会水泳競技大会(インターハイ)8/17-20インフロニア草津AC(滋賀)
第49回 全国JOCジュニアオリンピックカップ 夏季8/21-25Asue大阪プール(大阪)
第102回 日本学生選手権水泳競技大会8/27-30Asue大阪プール(大阪)

水球

大会日程会場
第102回 日本選手権水泳競技大会(水球)8/13-16千葉県国際総合水泳場
第94回 日本高等学校選手権水泳競技大会8/18-21インフロニア草津AC(滋賀)
第102回 日本学生選手権水泳競技大会(水球)9/9-13横浜国際プール

OWS

大会日程会場
第102回 日本選手権水泳競技大会(OWS)10/16-18千葉県館山市・北条海岸

2026年度スケジュールの読みどころ

春と秋の2ピーク構造

例年は夏の1ピーク型だが、2026年は3月と9月に日本選手権が組まれる。選手にとってはシーズン設計が2山になり、冬〜春と夏〜秋で別々のピーキングが必要になる構成。

国内大会会場の分散

3月の日本選手権(東京)、8月のインターハイ・JO・日本学生選手権(滋賀・大阪)、9月の日本選手権(滋賀)と、東日本と関西で主要大会が分散。全国のスイマーが移動しながら戦うシーズンになる。

若年層の大会密度

8月だけで全国中学(17-19)・インターハイ(17-20)・JO夏季(21-25)・日本学生選手権(27-30)が連続。同じ選手が複数大会を戦うには身体管理が重要になる。

観戦・応援のための情報

会場アクセス

  • 東京アクアティクスセンター(東京都江東区): 最寄りは新豊洲駅または辰巳駅
  • インフロニア草津AC(滋賀県草津市): 草津駅からバスまたは車
  • Asue大阪プール(大阪市): 朝潮橋駅徒歩数分
  • 千葉県国際総合水泳場: 新習志野駅徒歩数分

観戦チケット

日本選手権のチケット情報は大会公式サイトで告知される。入場料金・券種(決勝席・一般席)・販売開始時期は大会ごとに異なる。

リザルト確認

競技結果は大会中随時公開される。競泳リザルト速報サービスがタイム確認の定番。またSwimHubでも主要大会のハイライトを随時アップデートしていく予定。

大会カレンダーを「年間目標」に変換する

日本選手権を観戦する楽しみ方のひとつは、「次の大会で誰が来るか」を予想しながら過去大会の記録を追うこと。3月の第101回に出た選手が9月の第102回でどう進化するか、インターハイのエース世代がアジア大会でどこまで行けるか、といった軸で1年を追うと、1試合1試合の意味合いが深くなる。

競技者として関わる人も、観戦を通じてこの1年の流れを追うだけで、自分の目標設定に影響が出てくる。日本選手権は「日本代表」が決まる場である以前に、国内競技文化そのものを形づくるイベントだ。

参考リンク

大会日程・会場・種目構成は運営側の判断で更新されることがある。最新情報は必ず公式サイトで確認を。